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6.32022
和声の本
和声の本
和声の本は講師が作曲家ということもあり、沢山所有しています。
その中から、特によく使われ、森音楽教室でも実際のレッスンに使用している2シリーズをご紹介しましょう!
和声 理論と実習 Ⅰ
和声 理論と実習 Ⅱ
和声 理論と実習 Ⅲ
作曲専攻のバイブルとも言うべき和声の本。この3巻が完了していないと東京芸大作曲専攻の入試は受けられません。
表紙にずらりと東京芸大の作曲の先生たちのお名前が載っています。なので、別名「芸大和声」と呼ばれています。
因みにですが、松本民之助先生は恩師の師でしたので、私は孫弟子にあたります。
総合和声 実技・分析・原理
先生たちの名前が一新されましたね。
因みに、全ての執筆責任の島岡譲先生は2021年95歳で亡くなられました。長きに渡り和声の指導を牽引してこられた方です。
「新・芸大和声」と言う感じで、やはり新しい本の方が内容も現在に合っています。
そして、生徒さんから良く聞かれるのが「どちらを選べばいいですか?」
東京芸大を受ける生徒さんには上の3巻セットの和声をお勧めしますが、趣味の生徒さんや大人の作曲コースの生徒さんにはこちらをお勧めしています。
例えば、↑の和声 理論と実習より使用できる音域が広がっていたり、定形がありますので、あまり考えずに型にはめれば美しく自然な自然な和声が作れる傾向にあります。
また、分析編があり、こちらで楽曲分析の仕方がわかる仕組みです。
何せ「早く美しい和声が書ける!」からです。
それから、和声の課題の答えとも言うべき実施編が両方のシリーズにはあります。
和声 理論と実習-別巻-課題の実施
総合和声 実技・分析・原理 《別巻》 課題の実施
もちろん生徒さんには「購入しないでくださいね」と伝えています。
購入すれば、考えずに実施をすることになりますからね!(そんな時は分かりますけどね。)